あなたは、酸素カプセルにどういうイメージをお持ちですか？各所のリラクゼーション施設などでも見かけるようになった酸素カプセルですが、興味はあるけれど使ったことはないという方も多いと思います。この記事では、酸素カプセルの有効性や、利用にあたっての注意点を説明していきます。
酸素カプセルとは
酸素カプセルとは、カプセル内部の気圧を標準気圧（1気圧）以上にする加圧装置を備えた健康機器のことです。もともとは、無重力環境に長期間滞在する宇宙飛行士の健康管理のために、研究・開発された科学的な健康機器です。気圧を30%上げたカプセルの中で呼吸するだけで、細胞に届く酸素量が約2倍に増えると言われています。
⁂その逆が高山病で、気圧が低いために酸素が充分に取り込めなくなるためです。
酸素カプセルを利用すると、通常の呼吸に比べて、体内に大量の酸素を取り入れることができます。普段から酸素不足に陥っている方であれば、酸素カプセルを利用するだけで、リフレッシュすることができるでしょう。また、継続して利用すれば、リフレッシュだけで無く、作業効率のアップなどのメリットを得ることができます。では、酸素カプセルのメリットや、利用頻度、正しく利用するための注意点を見ていきましょう。
酸素カプセルのメリット
脳の活動には、酸素が必要不可欠です。一度の呼吸で取り入れた酸素のうち、四分の一は脳で消費されています。脳内の酸素が不足すると、集中力や思考力の低下、眠気などが起こりやすいと言われています。
酸素カプセルを利用して、体内に通常より多くの酸素を取り入れると、脳にも酸素が十分に行き渡り、すっきりとリフレッシュできますので、集中力の向上につながります。ぼんやりとして集中できないときや、なんとなく眠気が続くときなど、酸素カプセルで酸素を脳に取り込むことで脳がリフレッシュされ、やる気が出るかもしれません。
酸素カプセルの利用頻度
酸素カプセルは、気圧の高い酸素カプセル内で、体内に酸素を効率良く取り入れることができますので、30分～1時間半程度と短い時間の利用で、3～4時間くらい眠った場合の睡眠効果に相当するリフレッシュ効果を得ることができると言われています。
通常の呼吸で取り込める酸素に比べて、酸素カプセルで取り込んだ酸素は、体内の隅々まで行き渡りやすい性質を持っています。通常であれば酸素が行き渡りにくい場所の細胞にも、多くの酸素を届けることができるのですが、この酸素は時間とともに消費されていきます。そのため、個人差はありますが、効果を持続させたいのであれば、週1～2回程度（激しい運動を行うような場合には毎日でもOK)を目安に、定期的に酸素カプセルで酸素を取り込むことが良いようです。また、定期的に酸素を取り込むことで、体もリフレッシュしやすくなるでしょう。
酸素カプセルを利用できないことはある？
酸素カプセルは、酸素を体内に効率良く取り入れるために、気圧の変化を利用している装置です。気圧の変化があるため、耳抜きができない方は入る前に練習が必要です。また、アレルギー性鼻炎などにより、鼻がつまっていて耳抜きが難しい方も注意して利用してください。
その他にも、妊婦や妊娠の可能性がある方や、ペースメーカを利用している方、インシュリンを使用している方、発作性の持病のある方などは、酸素カプセルの利用は避けてください。ちなみに、酸素カプセルには年齢制限はありませんので、小学生から高齢者の方まで、幅広い年齢層の方々が利用可能です。
酸素カプセルを利用する際の注意点
酸素カプセルは、最低でも30分以上続けて利用します。そのため、利用する前に水分補給を済ませておいてください。利用中に喉の渇きをおぼえる人もいますので、水分補給をしっかり行い、睡眠途中で喉が渇いて起きてしまわないようにしましょう。それから、胃のなかが空っぽの状態や、逆に食べ過ぎているような時も利用は避けてください。空腹を感じない程度に、軽く食べているくらいの状態で利用するのが良いようです。また、加圧中は急にはカプセルから出られません。利用中にトイレに行きたくならないように、事前にトイレは済ませておいてください。
まとめ
酸素カプセルの効果や注意点をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。酸素カプセルの利用効果は簡単に得ることができ、そして有効性も高いことが、ご理解いただけたのではないかと思います。酸素カプセルの導入にあたり、このような効果を理解いただき、ショールームなどで実際に体験いただければと思います。
総和工業株式会社では高気圧酸素カプセル「SIGMA」の製造販売を行っています。当社は、国内工場での酸素カプセルの製造から販売まで自社一貫で行っていますので、どこよりも品質の高い製品を提供することができます。酸素カプセルの導入をお考えの場合は、是非当社にお問い合わせください。
